訪イスラエル外客・イスラエル外国渡航者:2020年2月までのデータ

202038

結論:動向における大きな移り変わりをほリアルタイムで目の当たりにできるのはまれである。しかし、数年続いたグローバル観光ブーム、そして特にイスラエルの場合、訪イスラエル外国人観光客数と出国イスラエル人数の急増は2020年2月、突如として終わりを告げた。3月4日に公開された2020年最初2カ月のデータは、すでに過ぎ去った時代を語る。

詳細:

  • 20201月から2月にかけての観光客数は、2019年の同期間と比べ1%増加し、これらの月では記録的な水準となった。それにもかかわらず、増加率は2019年の10.5%、2018年の14.0%、2017年の24.6%の年率に比べて緩やかだった。
  • インバウンド観光は、2014年半ばにガザ地区の敵対行為が長引いて打撃を受けたが、2017年から2019年にかけて力強く成長し、連続で過去最高の年となり、2019年には490万人の観光客を迎えて、2016年より60%増加した。
  • 出国イスラエル人数20201月から2月にかけて、前年同期比で4%の増加が見られ、2009年以来着実に成長してきた外国観光ブームがさらに拡大した。2009年にはかろうじて400万名であったのに比べ、2019年には920万名の出国者数が記録された。多数が複数回出国している。
  • この大きな増加には、実質賃金の上昇や強いシェケルなど、いくつかの要因が寄与したが、格安航空券のイスラエル参入をもたらしたEUとの「オープンスカイ」協定は特に重要なものだった。
  • 海外旅行では、65歳以上の年金受給者、および20歳未満の青少年の年齢層がリードしており、2009年から2019年の間にそれぞれ320%および274%伸びた。

見通し

3月には出入国の両方が大幅に減少することは確実だ。これまでブームが危機に急変した前例はない。今回の現象は、国家安全保障問題ではなく、国際的な保健医療問題に起因するものだからだ。さらに、この危機がいつまで続くか見通しが立ちにくい。ただし、一度状況が上向きになり始めても、急激ではなく徐々に回復することになるだろう。

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