GDPデータ:2019年第4四半期および下半期の初期推定値

2020年2月19日

結論:経済は安定しており、第4四半期には目立った変化は見られなかった。賃金の上昇と負債の増加に伴う急激な消費の伸びと、サービスの輸出により、20187月から201912月の間の成長率はほぼ3.5%の水準に達した。

2019年全体を通して四半期データが不安定だったため、第4四半期の順調さが特に目立ったが、これは一般家庭と企業で自動車購入が激しく増減したことを反映している。これらの揺れによる歪みを中和すると前述の結果となる。

  • 国内総生産(GDP)は2019年第4四半期に8%拡大し、2017年第2四半期以来最高の四半期業績となった。また下半期には、上半期の3.6%から3.8%増加した。(すべて季節調整後の年ベースのデータ)
  • 成長は主に個人消費に牽引され、10%増加した(一人当たりGDPでは8%増加)。ここでもまた新車購入が重要な要素となっており、1人当たりの耐久消費財の消費は54%増加した。
  • 輸入(主に新車)に対する純税を除いたGDPは、201819年の傾向に沿い、第3四半期の0%から第4四半期に3.3%減少した。
  • 自動車購入は、投資の7%増加の主な要因ともなっている。これは、企業が乗用車の購入に45億シェケルを出費したためだ(2019年第1四半期の50億シェケル出費に次ぐ額)。
  • 個人消費は、衣類、家具など半耐久財の購入が12%増加したことにより増加した。
  • 政府消費は9%増の横ばいで、防衛装備品の輸入なしではマイナスになっているところだ。
  • 新車以外の投資にはむらがあり、住宅建設は減少したが、知的財産製品とICT(情報技術)への投資は大幅に増加した。
  • 輸入と輸出は共に増加したが、輸入の増加(8%)が輸出の増加(2.4%)を上回ったことから、輸出部門はGDP全体に対しマイナスの貢献を示している。

見通し:芳しくない

  • 2020年度の政府予算案がないことで政府支出が制約されることになる。
  • コロナウイルスの影響で観光と貿易が打撃を受けることが予想される。
  • サプライチェーンの混乱により、生産と消費の両方に影響が出る可能性がある。

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